京都大阪研修の記録⑤
2019.7.23 647 View No Comments »
伏見稲荷の後は
有名な陰陽師である『安倍晴明』が祀られている
晴明神社に行ってきました
こちらは世界的にみると、マイナーな神社ですので
観光客はそれほどではありません
良いですね、落ち着いて見学できます
天気も良い
五芒星が家紋という事になるのでしょうか
格好良いです☆
きっと晴明さんがご健在の頃は
こちらの門も自動ドアだったのでしょう
むむっ!? 僕には見えます、式神が
お稲荷さんを見学したのちに
こちらに伺ったのには理由がありまして
もともと安倍晴明に興味があったというのはもちろんですが
晴明さんのお母さん
こちらは『葛の葉』さんと申しまして正体は白狐です
そして、宇迦之御魂大神の使いだったと言われています
歴史ミステリーです
これはついでに見学しておこう、二条城も近いし
そういうことでお邪魔した次第です
晴明の産まれに関しては、陰陽師の性質上
好評していないみたいで
文献も残っていません
読みが「はるあき」「はるあきら」かも分かってないそうです
そんなですから、母親が妖狐というのは無茶な話ですが
そんな話じゃなくても無茶な話ですが
夢があるので僕は好きです
お邪魔したときは
ちょうど境内の桔梗の花が満開でした
晴明神社の五芒星は、桔梗印とも呼ばれています
大切な花です
桔梗が咲く時期のみ販売される桔梗守りというお守りがあったので
購入しときました
晴明神社の後は
やはりここは外せない
世界遺産「元離宮 二条城」です
二条城はもともと
目の前にある京都御所の守護のために建てられたお城で
幕府が朝廷に政権をお返しした後は
天皇家の別邸(二条離宮)になっていたので
今は元離宮と言われています
新選組好きの僕からすると
当時守護していたのは、我らが松平容保さまです
ここに殿がいたことを考えると
「おおぉ!ここがぁ」となりますので
ご挨拶せねばとなるのです
大きな門、美しさも兼ね備えます
めちゃくちゃ観光客多いです(笑)
まずは正面、東大手門から入ります
そして、二の丸御殿の正門であります、唐門です
圧倒的な迫力があります
豪華です、これは出来立てはそうとうな迫力あったんだと思います
近藤さんや、土方さんも、緊張しながら潜ったのでしょうか
近くで見るとこの美しさ
鶴、龍、虎、松、竹、梅
豪華です、当時の設計士の飾れるもん飾っとけ感が伝わります
そしていよいよ二の丸御殿です
本丸よりもこっちの方が有名じゃないでしょうか
社会の教科書にも載ってた
四季折々を描いた障壁画や、キュッキュッっと音の鳴る鴬張り
何より大政奉還が行われたのはここです
建物内は写真撮影禁止なので、写真はありませんが
めちゃくちゃ良かったです
殿の城、豪華、圧倒的
ある種の圧力さえ感じました
これは、この場所に招かれて
守護職の方と面会ともなれば
頭を上げれないんじゃないかと思いました
そのくらい念が残っています
庭園も美しく広く
葉が枯れないということで
松が多く植えられているようです
一部エリアは梅の樹がたくさんありました
ガイドさんのお話を伺う女学生さんたち
床の下には何があるのか
居なくなってから覗いてみましたが
良く分かりませんでした(笑)
美しい家城
幕末の関係者皆さんの
時代に翻弄された始まりはこの場所で
容保様は何を想いながらこの空を見上げたのだろう
ロマンがあります
感想はめちゃくちゃ満足しました
熊本城を見ている僕たちからすると
いわゆる城とは違うものになるのだとは思いますが
これは居城として見ると納得です
心地よく、威厳も保ち、落ち着く作り
いつまでも残って欲しい遺産ですね
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※次回の読書会は8月25日(日)15時から行います
ご興味のある方のご参加、お待ちしております
お好きな本を一冊お持ちになって、ご来店下さい
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Tomorrow never knows ♪
京都大阪研修の記録④
2019.7.17 1,259 View No Comments »
いよいよ伏見稲荷という事になります
今回の旅の目的地と言っても過言ではありません
商売をしているからというわけではありませんが
僕は稲荷神社が好きでして
あの特異な紅鳥居の並び、初午の人だかりに
何と言いますか、直線的な人の業を感じるのです
ですので今回は文章少な目、写真多めでお届けします
稲荷神社は≪宇迦之御魂大神≫という神様が祀られています
キツネは眷属なので、神様じゃありませんよ
白狐というのが良いじゃないですか
日本の妖怪代表みたいなやつが、お側に仕えるなんて格好良い
力を感じますね
稲荷神社は、今回お邪魔した伏見稲荷が総本山というか本社です
その他の稲荷神社は、伏見稲荷の支店のようなものですね
そういう事なら、やっぱり本社にご挨拶はしとかないといけないでしょう
11時前にお邪魔したのですが
人人人、、、人
日本人よりも海外の人が多い
本社はすでに観光地でした
大きいですね、圧倒されます
稲荷神社は、今でこそ商売繁盛や、縁結びで有名ですが
もともとは五穀豊穣を願う社
始まりは
餅を括り付けて放った矢が
→白い鳥になって
→山に降り立って
→そこに稲がたくさん実ったから
→じゃあ、ここに社を建てよう
というのが始まりです
稲荷というのも、稲がなるから来ています
お狐様の口にも稲がくわえられています
五穀豊穣が人々に根付いて、商売や縁という身近な生活の中の幸せまでも
願うようになったというのは
稲荷神社が、いかに日本の人々に近しい存在かというのが感じ取れます
次から次へと欲のままに求め続ける人々
それを受け入れている、与えているように見せる稲荷
業の集大成、欲の塊、それが集まる場所
必然的にパワースポットですね、力があふれる場所です
これがいわゆる稲荷神社の看板メニューみたいなものですね
千本鳥居です
この写真の場所が千本鳥居だったかは定かではありませんが(笑)
こんな場所がたくさんあります
人がいない時間帯や、夜中に来ると
もっと神秘的なのかもしてませんね
風見鶏のような、鶏のオブジェ
とても良い顔していたので一枚撮りました
観光客が多すぎたので、ひとまずメインの通りを外れ
歩道をテクテク歩いていると
美しい竹林が出てきました
この後、20分程歩いたのち
鳥居も見なくなり、ただの登山になってきたので引き返しました
メインの通りに戻ると、再び上り坂
遠回りをしていたツケがここに効いてきます
40分の伏見山登山の始まりです
そういえば、祐徳稲荷も山にあったな
分かりますでしょうか
写真の真ん中にカラスがいます
このカラス、人馴れしたカラスのようで
このあと100メートルくらいの間、道案内してくれます
張り紙もしてありました
カラスがロウソクとか持って行くので注意だそうです
再び連続鳥居です
何処で写真撮ってもノスタルジックになります
お狐様も色んな表情ありまして
スタンダードな夫婦から
口から水をだすやつ
頭の玉は何ですかね?どんぐり?
可愛く隠れているやつもいました
二匹が持ってる玉も、もしやどんぐり?
狛犬と仲良くしていたり
ライバルの侵入も許していたりと
とても寛大なところが見受けられました
感想は、とても良かったです
好きですからね、嫌なところはありません
思っていたよりも広かったので
次来るときは、もっと身軽な格好で来たいなと思いました
(G20前だったので、コインロッカーが使えなかったんです)
あとは人が多すぎたので、9時ぐらいから来たいですね
人が多すぎると、神社というより観光スポットだったので
それが悲しかったところです
来て良かった、おじゃましました
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※次回の読書会は7月21日(日)15時から行います
ご興味のある方のご参加、お待ちしております
お好きな本を一冊お持ちになって、ご来店下さい
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Tomorrow never knows ♪
京都大阪研修の記録③
2019.7.13 658 View No Comments »
初日の夜の始まりは
バーテンダー協会の会長さん(早川恵一さん)のお店へ
協会の皆さんがご挨拶に行くという事で
僕もお供させてもらいました
有名なお店ですので入口から緊張します
僕みたいな小物が、会長さんのお店の事を
うんたらなんたら話すのは良くないと思うので
こちらの感想は割愛させてもらいます
とても気持ちの良いお店でした
美しい氷
大きな氷が一個だけ
氷が割れていないので、透き通って見えますね
大好きです
薄吹きのグラスなので、底が抜けるんじゃないかとドキドキします
美しくてシンプルなバックバー
お客さまの目線がうるさくならないので
とても落ち着いて過ごせます
格好良かったなぁ
そしてその後は、いよいよお食事です
地上127m、27階にあるご飯屋さんへ
ダイナミックキッチンと書いてありました、絶景ですね
ダイナミック過ぎて、田舎者からは味の感想が出て来ません
SUNTORYさんのご案内なので
ビールはもちろんプレモルです
ダイナミックな場所でもプレモルは美味しいですね、幸せですね
楽しい食事の後は、各自分かれて自由時間
大阪の夜を楽しみます
僕は二人の先輩方を連れまわし
薬草酒が置いてありそうなバーを探しました
検索などして何となくで入ったお店が面白いお店で
マスターさんがピスコ(南米のグレープスピリッツ)にハマっているらしく
メニューにはピスコなんちゃらというのがたくさん書いてありました
一杯目はせっかくなので、ピスコアレキサンダー
これが美味しくて驚き
よく考えたら、ピスコはブランデーみたいなものですから
ブランデーカクテルに代用できる訳ですね
面白い発見でした
二杯目は大好きなアイリッシュコーヒー
うん、美味しい
その後は、せっかく大阪に居るのだからと
大阪らしいのを食べて帰ろうという事になり
串カツ屋さんを探すも何処も開いてなく
やっと見つけた大衆居酒屋で、かすうどんを食べて
初日の夜が終わりました
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※次回の読書会は7月21日(日)15時から行います
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京都大阪研修の記録②
2019.7.5 666 View No Comments »
ポットスチルの次は貯蔵庫です
たくさんのウイスキーたちが
樽ベッドの中で眠りについています
写真は明るく撮っているので、ばっちり見えますが
実際は静かで薄暗い室内
居るのはウイスキーの味を確かめる妖精だけです
樽の中はこんな感じ
右と左では色が違いますが、これは熟成年数の違いです
量も違いますね
これは蒸散と言って、年間約3%ずつ減っていくんです
色が濃くなって、味がまろやかになるのと引き換えに量が減る
スコットランドの蒸留所ではこれを『天使の分け前』と言って
天使が樽の中のウイスキーを盗み飲みしていると言います
熟成を手伝う代わりに中身を拝借
素敵な表現だと思います
日本は近年気温が上昇してますから
蒸留所の天使たちも、少し味見が多くなってるかもしれませんね
大きな樽です
ここにあるのはバーボン樽の再利用なので
200リットルぐらいですかね
写真に夢中で話を聞いていない(笑)ダメなやつです
貯蔵庫の後は別会場でセミナーを受けます
移動しているの道の途中で
ウイスキーづくりには水が重要だと教えられました
綺麗な水が流れる蒸留所
白州や、宮城峡は大自然の中にありましたが
山崎は山崎で綺麗な水を求めて建てられたのだと感じます
蒸留所の敷地内?側にある神社
もともとあるモノの隙間をぬって建ててるんだなっていうのは
何処の蒸留所に行っても感じますね
自然を壊さないで、大事に
ウイスキーづくりは自然と共にあるというのが伝わります
蒸留酒は確かな人工物なんですけど何か不思議です
そしてセミナーです
サントリーさんが扱っているスコッチウイスキーと
山崎、白州のテイスティング
こうして飲むと、やっぱり美味し
世界中の人にジャパニーズウイスキーが選ばれるのも頷けます
セミナー会場の床の板はウイスキー樽の再利用らしいですよ
ちょっとこれは感動しました
使い終わった樽にも、まだ使い道があるのか
樽の再就職といったやつですね
駅前には、同じように空き樽で内装作ったお店もあるんですって
やることが凄い(笑)
と、あっという間の見学ツアーでした
ここから本格的な日本のウイスキー作りが始まったんだと思うと
やはり感動しますね
マッサン以降、ウイスキーに注目が集まり集まり
今は見学ツアーの予約も簡単には取れないほど
今回もとても貴重な体験をさせてもらいました
時間を設けて頂いたSUNTORYさん、ありがとうございます
そしてこれからもお世話になります
美味しいウイスキーを作って下さい
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※次回の読書会は7月21日(日)15時から行います
ご興味のある方のご参加、お待ちしております
お好きな本を一冊お持ちになって、ご来店下さい
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