ワサビでカクテル
2017.8.25 550 View No Comments »
本わさびを使ったワサビウォッカ
インフュージョンは終わりましたので
カクテルにします
お恥ずかしながら、今週は時間がたっぷりありましたので
試作試作試作
ソーダで割ったり、トニックで割ったり
リキュールを混ぜたり、フルーツを混ぜたり
ワサビの香りに嫌気がさし始めたその時
そのカクテルは完成しました
『山葵とカボスのギムレット』
西洋ワサビでは無いので、和の柑橘の方が合うのではないか
そういう考え方です
もはや、ギムレットでは無く、錐(きり)ですけど
良いじゃないですか
かぼすが出回る今だけのカクテルです
でも、かぼすが無いときは他の和柑橘で試してみます
個人的には、ホワイトレディスタイルでも美味しい気がしますが
まぁ、あれです
「何か変わったの飲みたいな」
そんなお客さま用の品物ですので
いきなりドッキリみたいに
ワサビを勧めたりはしませんので(笑)
でも、お試しあれですよ♪
今夜は読書会です
夜にするのは久しぶりですので
どんな方がいらっしゃるのでしょうか
たくさん来てくれたら嬉しいです
Tomorrow never knows ♪
気になるベトナムの地酒
2017.8.20 1,941 View No Comments »
昨日、お客さまに
ベトナム土産を頂きまして
『RUOU GAO(ルウガオ)』という蒸留酒
お客さまも半笑いで
「面白いの買って来たから♪」
おもむろに差し出されたそれは
ペットボトルに入ったお酒でした
聞くと、たまたま立ち寄った場所で
昔ながらの蒸留機を見つけたそうですが
それは土で出来た蒸留機
一般的には銅などの金属モノが多いのですが
古典的な作り方をするお酒では、未だに使われている蒸留機
土器と言ったら良いでしょうか
陶器や甕と同じ、焼き物
もはや蒸留機というより、蒸留器ですね
見れば現役、絶賛稼働中(笑)
液体がチョロチョロ出てきている
「これは買えないのか?」と言って買って来たそうで
現地でしか売っていない
こういう酒が面白いだろうということでした
心配になるほどペラッペラで、軟弱なペットボトル
ちゃんと濾過されているのかも不安になります(*_*)
「大丈夫!大丈夫!俺も飲んだけん」
それでも不安になります
神経質な僕は
一度、コーヒーフィルターで濾して、ボトルを移し替えて試飲しました(笑)
飲んでみると
ニューポットらしい荒々しい香りがあるのですが、すぐ消える
30度らしいのですが、そこまで感じない
いかにも地酒らしい
裏庭で作ってるんじゃないかと思ってしまうようなお酒でした
調べると、ベトナムの米焼酎らしいですね
一般的には、もち米で作る焼酎(ネプモイ)が有名らしいですが
似たようなものでしょうか?
興味のある方は試飲出来ますよ。これも経験です
合わせてベトナムのコーヒーも頂きましたので
数量限定ですが、来週はベトナムコーヒーもご用意します
練乳たっぷりの甘くて濃いコーヒー
いかがでしょうか
Tomorrow never knows ♪
山葵ウォッカのその後
2017.8.19 611 View No Comments »
今日は土曜日、週末ですので
ちゃちゃっとブログを書き上げます
何を書こうかと考えましたが
この前浸けた
わさびウォッカの経過報告にしましょう
風味は良い感じで移ってきてる気がします
飲めばすぐ分かるくらいです
飲まずとも分かるくらいの香りはありますけど(笑)
ただ、アフターが弱いので
もうしばらく浸けとこうと思います
もう少し細かくスライスしてから浸けた方が良かったかな
反省はもう少ししてからです
では、週末張り切って行きましょう!
本日もご来店お待ちしております
Tomorrow never knows ♪
オールドボトルについて
2017.8.16 569 View No Comments »
先日、レアボトルと出会い
久しぶりにキラキラしたので
今日はお酒の話をしますね
お酒の中には
オールドボトルと呼ばれるものがありまして
その名の通り、古いボトルの事なのですが
このオールドボトル、一般的には二通りあります
ひとつは『現行のラベルでは無く、それよりも前のラベルのお酒』
お酒のラベルは、メーカーさんの気分や時流によって良く変わります
車のモデルチェンジとか、お菓子のパッケージチェンジと
まぁ似たようなものですね
これもメーカーさんによって
頻繁に変更するところと、ほとんど変わらないところと様々です
もうひとつは『等級表示のボトル』
これは酒税法の関係で、お酒を等級別けしていた時代のボトルです
お酒には当然税金が掛けられてまして
日本酒、ウイスキー、混精酒、種類別であったり
アルコールの量とか、原料をどれだけ含むかとかによって、細かく決まっていたのですが
それが、特級・一級・二級・・・五級と別けられてました
輸入酒(ウイスキー)に関しては
輸出国(スコットランド)の方に、あらかじめ厳しい基準があるので
おおかた特級ということになるのですが
細かい話は勉強不足なので、良く分かりませんけど
おそらくは、国産のお酒に対したランク別けだと思います
で、この等級表示が行われていたのが
1989年4月までなので
この表示がされているお酒というのは
少なくとも、89年より昔のお酒ということになります
我々バーテンダーが言うオールドボトルというのは
後者のボトルになりますね
前者は頻繁に行われているので
例えば、去年変わったボトルをオールドと言ってしまうのは
ちょっと抵抗ありますから(笑)
ワインは別として、瓶内熟成(瓶詰したお酒の熟成による味の向上)はしない派の僕は
このオールドボトルに興味がありまして
バックバーの扉の中に、数本忍ばせてます
熟成をしないということは
ボトルの中のお酒は
瓶詰した当時のお酒ということになります
ということは10年もののウイスキーがあるとして
オールドボトル、例えば1980年に市場に出回っていたのなら
2017-(1980+10)=47
47年前に樽詰めされたウイスキーということになるのです
瓶詰なら37年ですね
ロマンです
そう、オールドボトルはロマンなんです
開封したときに
中身が生きていた時の喜びといったら
開けた瞬間その時代にタイムスリップです
想像してください
髭ボーボーのイカツイおじさんたちが
丹精込めて作ったお酒
絶対、僕たちの事考えて作ってないです
ロマンです!
MISTARは、まだ若いお店なので
このロマンを感じて下さるお客様が少ないですが
少しずつ小出しにして
ロマン溢れるお客様を増やしていこうと考えます
そしたらもっと古いお酒も買える♪(笑)
写真はブラック・ボウモアというレアモルト
改修以来、3回しか瓶詰されていない貴重なウイスキー
出会えることに喜びを感じれるやつです
いやらしい話、定価で60万、オークションなら100万超えるウイスキー
飲んでませんよ、飲めませんよ高すぎて(笑)
でも、いつか飲めるようになりたいな
Tomorrow never knows ♪