京都大阪研修の記録・最終日
2019.7.27 740 View No Comments »
最終日は組にご挨拶です
二条城も、容保様へのご挨拶ですので
その一環ではありますが
本日は新選組の皆さんにご挨拶
僕にとっては待望の
やっと来れた新選組が活躍していた壬生の地
歴史的にはおよそ二年ほどの短い間でしたが
恐らく新選組の最盛期
街の皆さんからすれば
「田舎のただのやからが、武士のふりしてやがるぜ」
そんな感じだったんだと思います
宿泊したホテルが油小路だったので
これは好都合と思い
あの場所に足を運びました
ホテルから5分のその場所は
新選組ファンでしたらご存知
油小路事件があった場所
当時、新選組内では副長の土方歳三さんと肩を並べる地位にいた男
参謀・伊藤甲子太郎さんが暗殺された場所です
普通の道端に急に現れます
小さい石碑があるだけの場所ですが
こうして大事にして貰えてるというのは嬉しいですね
暗殺したのは新選組です
伊藤さんに謀反の可能性があったためという事ですが
実際はどうだったのでしょう
僕はその時代を共に生きていないので何とも言い難いです
新選組が京都に上る前の、試衛館時代からの仲間である
藤堂平助さんも、この時に一緒に殺されています
少し物悲しい場所なので
一度足を運んでおきたかったところです
その次はいよいよ壬生寺ですね
新選組の屯所があった場所
新選組はこの場所から市中の見回りに出かけていました
立派な入口ですね
『壬生寺』
ビシッ!!
境内には小さな池があり
隊士のお墓も少しだけあります
初代局長・芹沢鴨さんをはじめとした皆さん
一応お墓ですので、お線香をあげさせてもらいました
本当にこの場所に遺骨があるかは謎なんですけど
お寺にあるお墓ですからご挨拶だけでもですね
本堂にお参りをして
御朱印を頂くと(笑)
広い敷地内には保育園があります
お寺に保育園というのは良くありますね
寺子屋の名残なんでしょう
子供好きだった沖田総司さんは
非番の時は良く子供たちと遊んでいたというお話があります
もしかしたら今も子供たちを見守ってくれているのかもしれませんね
次はあの大事件があった場所、八木邸です
当初、新選組が寝泊まりさせてもらっていたお宅
こちらのお宅には芹沢さん一派がお邪魔していました
(近藤さんたちは、お向かいの前川邸)
初代局長の芹沢さんは
体躯も大きく、文武両道
その辺の武士よりも武士らしい
とても素晴らしい人だったそうです
ただひとつの欠点を除いては
その欠点が理由で芹沢さんは暗殺されるわけなのですが
その時の刀傷なんかが柱などに刻まれています
建物内は撮影禁止なので、残念ながら入口の写真しかありません
こんだけ派手に飾られて、観光地化してますけど
ここは、殺人現場です(笑)
土方さんも座ったと言われている
石に腰掛け、隊士風な顔
猫背が残念です
そして最後に伺ったのが
新選組隊士のお墓がある光縁時
こちらは本当に遺骨が眠っています
総長・山南敬助さんや、沖田さんの愛人のお墓も
一般のお家のお墓もあるので
写真撮影は控えましたが
管理の行き届いたお墓は
今回見てきたお墓とはどことなく違う雰囲気がしました
来て良かった
駅で京都大阪〆の食事を済ませて、帰宅です
山崎蒸留所を始め
伏見稲荷、晴明神社、二条城、壬生寺、八木邸、光縁時
今回は行きたいところを巡った研修になりました
とても良かったですね
また行きたい、京都大好き
まんまと京都の罠に掛かっている僕がいます
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※次回の読書会は8月25日(日)15時から行います
ご興味のある方のご参加、お待ちしております
お好きな本を一冊お持ちになって、ご来店下さい
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Tomorrow never knows ♪

京都大阪研修の記録⑥
2019.7.24 678 View No Comments »
二日目の夜
今日は料理のご紹介のみです
足早に参ります
一緒に行ったバーテンダーの先輩の
先輩のお店に同行
『イル フィーロ』さん
入口は和の感じですが、イタリアンです
京都の街を歩いているときに思ったのは
どのお店も入口が狭くて、奧に長い
なんかそれだけで風情があるというか
街全体で京都を醸し出していると言いますか
何にせよ良かったです
京都に対して贔屓にも似た感情があります(笑)
シャンパンで乾杯♪素敵な夜の始まり
まずはモッツァレラチーズと、トマト
シンプルな料理から始まりました
水牛のお乳で作ったモッツァレラは濃ゆい
一口でいきたいですが、我慢して上品に頂きます
続いてはパテ
これが美味しかったんですよね
お酒に良く合う
続いてトリッパです
柔らかく煮込んであります
イタリアンの王道を突き進んでいるかのような
そんな気分に
そしてポルチーニです
生のポルチーニのソテー
ポルチーニをソテーで食べたのは初めてでした
実山椒がピリリと効いて
プリプリポルチーニが喜んでます
そしてパスタは2種類
自家製麺とイカ
あっさりトマトソースで
モチモチのイカと、モチモチのパスタのコンビ
美味です
次がカーチョエペペ
僕がチョイスさせてもらったパスタです
メニューの中で、唯一知らないパスタがあったので
これなんですか?と質問すると
イタリア(ローマ?)の定番パスタだそうで
チーズと胡椒だけのシンプルなパスタ
現地の人はカルボナーラか、カーチョエペペらしいですよ
日本で言うところの、ネコまんま
これがものすごく美味い!
200グラムくらい食べれる気がしました
今度、家で作ろう
そしてメインは
ウサギと芽キャベツ
可愛いウサギのお命を最後まで
骨だけにしてやりました
美味しかったよウサギさん
大満足の晩ご飯
今でも思い出すだけで楽しくなります
やっぱり食事の印象というのは記憶に残りますね
旅を素晴らしいものにするかどうかは
食事が決めるのだろうと思います
最後は近くのバーで
まったりと〆の一杯
先輩はカウンターで眠りにつきました
よほど疲れたのでしょう
僕も朝から相当歩いたので疲れました
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京都大阪研修の記録⑤
2019.7.23 714 View No Comments »
伏見稲荷の後は
有名な陰陽師である『安倍晴明』が祀られている
晴明神社に行ってきました
こちらは世界的にみると、マイナーな神社ですので
観光客はそれほどではありません
良いですね、落ち着いて見学できます
天気も良い
五芒星が家紋という事になるのでしょうか
格好良いです☆
きっと晴明さんがご健在の頃は
こちらの門も自動ドアだったのでしょう
むむっ!? 僕には見えます、式神が
お稲荷さんを見学したのちに
こちらに伺ったのには理由がありまして
もともと安倍晴明に興味があったというのはもちろんですが
晴明さんのお母さん
こちらは『葛の葉』さんと申しまして正体は白狐です
そして、宇迦之御魂大神の使いだったと言われています
歴史ミステリーです
これはついでに見学しておこう、二条城も近いし
そういうことでお邪魔した次第です
晴明の産まれに関しては、陰陽師の性質上
好評していないみたいで
文献も残っていません
読みが「はるあき」「はるあきら」かも分かってないそうです
そんなですから、母親が妖狐というのは無茶な話ですが
そんな話じゃなくても無茶な話ですが
夢があるので僕は好きです
お邪魔したときは
ちょうど境内の桔梗の花が満開でした
晴明神社の五芒星は、桔梗印とも呼ばれています
大切な花です
桔梗が咲く時期のみ販売される桔梗守りというお守りがあったので
購入しときました
晴明神社の後は
やはりここは外せない
世界遺産「元離宮 二条城」です
二条城はもともと
目の前にある京都御所の守護のために建てられたお城で
幕府が朝廷に政権をお返しした後は
天皇家の別邸(二条離宮)になっていたので
今は元離宮と言われています
新選組好きの僕からすると
当時守護していたのは、我らが松平容保さまです
ここに殿がいたことを考えると
「おおぉ!ここがぁ」となりますので
ご挨拶せねばとなるのです
大きな門、美しさも兼ね備えます
めちゃくちゃ観光客多いです(笑)
まずは正面、東大手門から入ります
そして、二の丸御殿の正門であります、唐門です
圧倒的な迫力があります
豪華です、これは出来立てはそうとうな迫力あったんだと思います
近藤さんや、土方さんも、緊張しながら潜ったのでしょうか
近くで見るとこの美しさ
鶴、龍、虎、松、竹、梅
豪華です、当時の設計士の飾れるもん飾っとけ感が伝わります
そしていよいよ二の丸御殿です
本丸よりもこっちの方が有名じゃないでしょうか
社会の教科書にも載ってた
四季折々を描いた障壁画や、キュッキュッっと音の鳴る鴬張り
何より大政奉還が行われたのはここです
建物内は写真撮影禁止なので、写真はありませんが
めちゃくちゃ良かったです
殿の城、豪華、圧倒的
ある種の圧力さえ感じました
これは、この場所に招かれて
守護職の方と面会ともなれば
頭を上げれないんじゃないかと思いました
そのくらい念が残っています
庭園も美しく広く
葉が枯れないということで
松が多く植えられているようです
一部エリアは梅の樹がたくさんありました
ガイドさんのお話を伺う女学生さんたち
床の下には何があるのか
居なくなってから覗いてみましたが
良く分かりませんでした(笑)
美しい家城
幕末の関係者皆さんの
時代に翻弄された始まりはこの場所で
容保様は何を想いながらこの空を見上げたのだろう
ロマンがあります
感想はめちゃくちゃ満足しました
熊本城を見ている僕たちからすると
いわゆる城とは違うものになるのだとは思いますが
これは居城として見ると納得です
心地よく、威厳も保ち、落ち着く作り
いつまでも残って欲しい遺産ですね
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京都大阪研修の記録④
2019.7.17 1,318 View No Comments »
いよいよ伏見稲荷という事になります
今回の旅の目的地と言っても過言ではありません
商売をしているからというわけではありませんが
僕は稲荷神社が好きでして
あの特異な紅鳥居の並び、初午の人だかりに
何と言いますか、直線的な人の業を感じるのです
ですので今回は文章少な目、写真多めでお届けします
稲荷神社は≪宇迦之御魂大神≫という神様が祀られています
キツネは眷属なので、神様じゃありませんよ
白狐というのが良いじゃないですか
日本の妖怪代表みたいなやつが、お側に仕えるなんて格好良い
力を感じますね
稲荷神社は、今回お邪魔した伏見稲荷が総本山というか本社です
その他の稲荷神社は、伏見稲荷の支店のようなものですね
そういう事なら、やっぱり本社にご挨拶はしとかないといけないでしょう
11時前にお邪魔したのですが
人人人、、、人
日本人よりも海外の人が多い
本社はすでに観光地でした
大きいですね、圧倒されます
稲荷神社は、今でこそ商売繁盛や、縁結びで有名ですが
もともとは五穀豊穣を願う社
始まりは
餅を括り付けて放った矢が
→白い鳥になって
→山に降り立って
→そこに稲がたくさん実ったから
→じゃあ、ここに社を建てよう
というのが始まりです
稲荷というのも、稲がなるから来ています
お狐様の口にも稲がくわえられています
五穀豊穣が人々に根付いて、商売や縁という身近な生活の中の幸せまでも
願うようになったというのは
稲荷神社が、いかに日本の人々に近しい存在かというのが感じ取れます
次から次へと欲のままに求め続ける人々
それを受け入れている、与えているように見せる稲荷
業の集大成、欲の塊、それが集まる場所
必然的にパワースポットですね、力があふれる場所です
これがいわゆる稲荷神社の看板メニューみたいなものですね
千本鳥居です
この写真の場所が千本鳥居だったかは定かではありませんが(笑)
こんな場所がたくさんあります
人がいない時間帯や、夜中に来ると
もっと神秘的なのかもしてませんね
風見鶏のような、鶏のオブジェ
とても良い顔していたので一枚撮りました
観光客が多すぎたので、ひとまずメインの通りを外れ
歩道をテクテク歩いていると
美しい竹林が出てきました
この後、20分程歩いたのち
鳥居も見なくなり、ただの登山になってきたので引き返しました
メインの通りに戻ると、再び上り坂
遠回りをしていたツケがここに効いてきます
40分の伏見山登山の始まりです
そういえば、祐徳稲荷も山にあったな
分かりますでしょうか
写真の真ん中にカラスがいます
このカラス、人馴れしたカラスのようで
このあと100メートルくらいの間、道案内してくれます
張り紙もしてありました
カラスがロウソクとか持って行くので注意だそうです
再び連続鳥居です
何処で写真撮ってもノスタルジックになります
お狐様も色んな表情ありまして
スタンダードな夫婦から
口から水をだすやつ
頭の玉は何ですかね?どんぐり?
可愛く隠れているやつもいました
二匹が持ってる玉も、もしやどんぐり?
狛犬と仲良くしていたり
ライバルの侵入も許していたりと
とても寛大なところが見受けられました
感想は、とても良かったです
好きですからね、嫌なところはありません
思っていたよりも広かったので
次来るときは、もっと身軽な格好で来たいなと思いました
(G20前だったので、コインロッカーが使えなかったんです)
あとは人が多すぎたので、9時ぐらいから来たいですね
人が多すぎると、神社というより観光スポットだったので
それが悲しかったところです
来て良かった、おじゃましました
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※次回の読書会は7月21日(日)15時から行います
ご興味のある方のご参加、お待ちしております
お好きな本を一冊お持ちになって、ご来店下さい
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Tomorrow never knows ♪
