スペアリブは待っていた

 

皆が喜んだ顔を

 

望んでいた

 

皆に食べてもらう事を

 

 

 

スペアリブは捨てられるために死んだんじゃない

 

血と成り、肉と成ることを願われて死んだのだ

 

 

 

たくさんの人の喜んだ顔

 

美味しいという一言

 

和やかな食卓

 

スペアリブの死により

 

幸福を得るモノがそこには居る

 

そのはずだった

 

 

 

コロナのせいで

 

食べられること無く

 

無駄に消えていく仲間たち

 

調理人たちは

 

スペアリブの最後を精一杯飾り付ける贈り人なのだ

 

 

 

 

 

 

 

食べて欲しい

 

彼らは消耗品では無い

 

愛情を持って育ててくれた人たちの想い

 

綺麗に化粧をする料理人の想い

 

それはカトラリーにも

 

彼らの最後の舞台である器たちにも同じようにある

 

喜んで欲しい

 

歓んで欲しい

 

悦んで欲しい

 

 

 

現在の持ち帰りのメイン料理には

 

彼らスペアリブが居る

 

余すことなく食べてやって欲しい

 

店内で食べれるコースのメインは

 

また違う部位が控える

 

美味い

 

食べてもらいたいと願うのは

 

人間のエゴなのかもしれないが

 

そう思う事は

 

それが食べるという行為を選んだ

 

我々のせめてもの責務ではないだろうか

 

 

 

 

 

 

 

何のことを書いているのか分からないですが

 

スペアリブの写真を撮っているとき見ているときに

 

ふと考えたお話しでした

 

ようは、食べ物は大切にしましょうという事です

 

命を頂いてますので

 

可能な限りは食品ロスの無いようにしたいなと

 

準備はしないといけないのに

 

お客さんが来る確率が少ない

 

仕入れと、仕出しのバランスが難しい最近です

 

世の中の、早めの現状回復

 

願っております

 

 

 

 

 

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営業時間は１５：００～２３：００

食事のお客さまは事前予約をお願いします

（食事も１５時から可能です／ラストオーダーは２１時）

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テイクアウトは、引き続き行います※ご予約お待ちしています♪

LES CLOS　☎０９６－３２６－２３０３

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