ドッピオとフォルテ
2019.4.7 1,955 View No Comments »
イタリアの有名ビール『モレッティ』
日本ではレギュラー、ドッピオ、ロッサ、ビアンカ
4種類のモレッティを見かけます
MISTARでは暖かい季節はドッピオ、寒い季節はロッサと
二種類のモレッティを使い分けているのですが
今回、四月になったことですし
モレッティを入れ替えようかなと思い
ロッサが完売したタイミングで
ドッピオを注文したのです
するとどうでしょう
届いたドッピオを見るとラベルが変わっている
新ラベルになったのだろうか?
イヤ、どうやら違う
よくよく見てみると、ドッピオの文字が無い
ドッピオとは、イタリア語で二倍という意味
(ドイツ語で言うところのドッペル、ドッペルゲンガーのドッペル)
もともとのドッピオは、ドッピオモルトと言って
レギュラーのモレッティに比べて
モルトが二倍ですよ!という意味で名付けられていました
今回のモレッティは、色形こそ同じですが
ラベルにはフォルテと書かれています
フォルテ、、、それは強いという意味、、、う~んフォルテッシモ
「強いモレッティになっとるやないかい!」
「名前変わっとるやないかい!」
強いと言っても、もともとドッピオの度数は7%
フォルテも7%、アルコール度数には変わりがありません
「まさか、、、モルト二倍を止めたのか」
「だから名前も変えたのか」
販売元のモンテ物産のホームページを見ても
何も書かれていません
ドッピオの姿が無くなり、フォルテがいます
「こいつら、まさか何もお知らせせずにモノを替えたのか」
「だとしたら、ドッピオと注文して届いたこいつは全くの別物」
「イケない!知らないものをお客さまには出せない」
「試飲せねば!!!くぅぅぅ!」
仕事中にビールを飲まないといけないなんて
辛い仕事です
仕方ない事です
だって、僕はフォルテの事を何も知らないんですから
今からフォルテと語り合いたいと思います
君が何者なのか?
ドッピオとはどんな関係なのか?
まさか、君はドッピオなのか?
聞きたいことは沢山あります
その全てを聞くまでは、お客さまにご紹介することは出来ません
ですので少々お待ちください
僕がしっかり確認しますので
────────────────────────────────────────
※次回の読書会は4月18日(木)20時から行います
ご興味のある方のご参加、お待ちしております
お好きな本を一冊お持ちになって、ご来店下さい。
────────────────────────────────────────
Tomorrow never knows ♪