研修の記録二日目
2017.11.9 518 View No Comments »
旅の二日目、目的地は宮城
朝から新幹線に乗り込み仙台駅へ
メインイベント
ニッカウヰスキー、宮城峡蒸留所
流石に寒いんですね
台風の後だったというのもありますが
熊本よりもひんやりしている気がしました
少しばかりの雨が降る中
まずはこの蒸留所の要
豊かな自然が育む、マザーウォーター
新川(にっかわ)の見学
竹鶴さんは、この地を訪問した時に
この川の水でウイスキーの水割りを作って
ここに蒸留所を作ることを決めたそうです
雨が降っていたので、少し濁ってますが
いつもはもっと澄んだ水らしいですよ
川の名前がニッカワだなんて
出来過ぎてますけど、これは偶然だそうです
次に見たのはキルン塔
蒸留所の象徴ですね
昔は実際に、ここで麦芽を燻していたそうですが
今は使われていないとのこと
格好良い建物です
確か、白州蒸留所のキルン塔は資料館みたいになってなかったかな?
次は蒸留器です
宮城峡蒸留所の建物は
製造工程の順番に池を囲んで
コの字型に建てられているので、とても親切(笑)
見学がスムーズです
でっかい蒸留器
使い込まれた精鋭たちです
8台くらいあったと思います
この機械でウイスキーを作り出したら
次はいよいよ樽です
この日は運良く
新樽のチャーリングが見れました
ウイスキーの樽は内側を適度に焼きます
どうですか
想像を超える炎のサイズ
でっかいバーナーで、バキバキに焼くのです
この後、鎮火させたのち
職人さんの手で手直しをして
ウイスキーの熟成に入ります
静かに眠りにつくウイスキーたち
今は原酒が少なくなっていて
手に入り難い銘柄もありますが
この中の酒たちが、未来のニッカウヰスキーになるのです
楽しみでしかない
見学はここまで
セミナー会場に戻ると
特別にブレンディング体験をさせてもらえることに
初めてのブレンド体験
心が躍ります♪
竹鶴さんはもともと
美味しいブレンデッドウイスキーを作りたいと思われていたそうで
余市に続いて、宮城峡を作ったのも
異なる環境のモルトを混ぜ合わせることによって
ウイスキーはさらに美味しくなると
まさにブレンダーの腕がウイスキーそのものだという
職人としてのプライドと言いましょうか
そういう気持ちがあったのではないでしょうか
そう、そんな気持ちで
「降りてこい!竹鶴政孝!」
見事な一本を作り上げました(笑)
竹鶴さんの遺作
最愛の妻、リタさんへ捧げる『スーパーニッカ』
MISTARでも扱うことにしました
水割り、ソーダ割がよろしいかと思います
おススメです
Tomorrow never knows♪
