長いお別れ
2017.10.24 621 View No Comments »
数日前に読み終えました
ハードボイルド長編小説
『長いお別れ』
レイモンド・チャンドラー
ハードボイルド探偵は、お酒も好きなので
スカッチや、ギムレットという言葉が良く出てきます
バーテンダーならば、読んでおかなくてはいけない小説です
数年前に挑戦して
心が折れた、長編大作
今の僕なら読めるだろうと思い、挑戦しました
個人的な読みどころは
前回諦めた
テリー・レノックスが居なくなってから以降の話
僕のモチベーションを維持できるか
それが問題でしたが、今回は問題無く
バーテンダーが良く知る
物語に登場する台詞「ギムレットには早すぎる」
この言葉は、物語の序盤も序盤に出てくるので
この言葉を読みたかった当時の僕は
早めに目的を失ったのでした(笑)
外国の小説なので、訳す方によってニュアンスが変わるのが面白いところ
今回読んだのは、清水俊二さん訳だったのですが
あの台詞は「ギムレットの作り方を知らないんだね」になっていました
以前読んだのは、村上春樹さん訳
そちらにも再挑戦して
本当のリベンジということでしょうか
こういう小説は一度だけ読むのではなく
何度も読み返して
登場人物の、主人公の心となりを理解する
そういうものなのでしょうね
今夜はギムレットなどいかがですか?
ダブルでお作りします♪
今月の読書会は
28日の土曜日に行います
時間は15時から
ご興味がありましたら、お気軽にご参加下さい
Tomorrow never knows ♪






